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くりの旧ブログです。更新は停止しています。


by sk-4seasons
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祝!キャッツ日本通算7000回公演!レポ【6月27日(金)マチネ】

ついにこの日がやってまいりました!
キャッツ、日本ミュージカル界前人未到の7000回公演です!



やっぱりこの日は外せません。
キャッツが四季ミュージカル観劇の原点であることももちろんそうですが、
(前の記事と繰り返しになりますが)キャッツ6000回公演の日に、それまでネット上でお話しするだけだった方たちと始めて直接お会いすることができたんです。
それから、3年。
キャッツ1000回。
その間に、観劇仲間の和は大きく拡がり、またあちこちで繋がったりして…
本当に多くの友人ができました。
そしてもちろん、6000回でお会いした方々と、今日もまた、お会いすることができました。
今日、観劇することができたのも(しかもとってもいいお席で!)、そんなご縁の友人のご厚意のお陰なのです。

キャッツというミュージカルは、私にとって二重の意味で『出会いのミュージカル』なんです。
別格の、大好きな大切な作品なんです。

そんなわけで。
行ってまいりました!

数人の友人とランチ(またの名を『昼の部』)のあと、いつもよりかなり早めにキャッツシアターへ。
…のつもりだったんですが、到着したときは、まだ開場までしばらくあるにもかかわらず、劇場前は長~~~蛇の列でした。
もちろん私たちも列に加わります。
程なくして、ほかの友人達もちらほらと到着。
お久しぶりの方から、先日はどうもの方まで、再会のご挨拶です。
そしていよいよ開場。
ですがこのあとが大変だった!!
公式にも発表されている7000回記念誌(写真集、ってどーもグラビアアイドルなニュアンスを感じてしまう。笑)をはじめ、
7000回限定のグッズを買い求める人などなどで、ロビーは大混雑!!
ただでさえ狭い猫屋敷ロビーですし、今日は確実にいつもより人数が多いですからね(ホラ、最近は団体がいないとアレな入りでしたから…苦笑)。
まあ、そんな中で協力し合ってなんとかゲットした記念誌&グッズ&大入り袋がこちら↓
祝!キャッツ日本通算7000回公演!レポ【6月27日(金)マチネ】_a0065262_8345760.jpg

紐みたいなのは特別カテコでぶっ放されたテープです。
四角いのはトランプ。
見えているのは7000回ロゴ入りのゴールドカードで、中身のカードにはランダムに猫のイラストが入っています。
『神経衰弱』か『七並べ』以外には使えない!!(いや、使わないけど)
限定カラー巾着入りキャンディも買っちゃいました。どっちかっつえばスキンブル色の(?)ブラウンで。
…踊らされてるな、自分。
まあ、♪踊ろう~ みんな一緒 それが人生~♪つうことで(演目違い)。
あ、で、大入り袋のチャームですが、今日はミストでした!!
祝!キャッツ日本通算7000回公演!レポ【6月27日(金)マチネ】_a0065262_8352269.jpg

ちなみに先週(20日=6993回)はコリコでした!
祝!キャッツ日本通算7000回公演!レポ【6月27日(金)マチネ】_a0065262_836110.jpg

それから記念誌ですけど、舞台写真のページは、はっきり写っているのは在団している役者さんのみって感じですね~。
まあ、やっぱりねぇ(苦笑)。
『03年静岡公演以降』っていうのは、後半のキャッツの軌跡ページみたいなところのことですね。

あの方ですか?
ええ、載ってましたよ。
デカイのが!
笑顔のが!!
これ以上ないってぐらいのキラキラショットが!!!

眼福~…を通り越して涙出そうです。ぐっすん。

話を戻しましょう。

大混雑のロビーを抜けて客席に着いた頃には、もう開演まであとわずか。
でもどう考えても開演できる状態ではなーい(みんな席にいなくて)。
腕時計を持たないのであくまで推測ですが、開演時間、結構おしたんじゃないかなって思います。
で。
前述しましたとおり、本日とっても良いお席、すなわち、回転席でした(ありがたやーありがたやー)。
正面を見ると続々埋まっていく二階席。
さすが記念日だのう(苦笑)。
また、いつもならにぎやかな開演前ですが、今日はさざなみのような期待と緊張感のあるざわめきだけが聞こえます。
これまた、さすが記念日だのう。
そして、コリコ・ランパス・ランペ登場。
すうっと、劇場内に静寂が広がっていきます。

ぅああ!
好きだぁ!この雰囲気!!!
ビバ!記念日!

そして、そんな観客席の雰囲気に呼応しているかのように、舞台に現われた猫達もいつも以上に緊張感溢れ、研ぎ澄まされたように…見えました。
冒頭のジェリクルソングからすごいパワーで、一気に引き込まれていきました。

それでは、本日印象に残った猫さん感想です。

趙宇(西門宇翔)マンカス
先週は(私の中では)珍しく、日本語がちょっと不安定なところがあったんですが、今日はちゃんといつもの趙さんらしく流暢でした。
ダンスと歌と、両方ともが秀でたマンカスですね。
安心して観ていられます。
趙マンカスといえば、バブちゃんの可愛がり方がハンパない!
今日もミストナンバーではずうっとバブちゃんを抱えたまま(というか、バブがマンカス脚にすがってたんですね。で、マンカスはバブの頭にずっと手を乗っけてた。)観てました。
微笑ましくて、すごい好きです。
あと、タガーが出てきたときのあーもう勝手にして的な投げやりな捌け方が可笑しかったです。
先週も一緒だった友人が言っていたことなんですが、
中国籍の役者さんはたくさんいるけど、マンカスができる(できそうな)人って他にいないよね。それだけでまずスゴイよね、と。
確かに!!!
公式によれば、今、公演委員長だそうですね。
ホント…すごいです、趙さんは。

鈴木由佳乃ドッツ
先週観たときは、いつもの記憶より元気がなかった気がしてちょっと心配だったんですが、今日はそんなことはなく。
あの小さい身体にすごいパワーをお持ちの方ですよね。
ところでゴキのみなさん、手に持った道具を床についてから投げ上げるシーン、回転させたりしてなんかこだわりがあるみたいですね。

高倉恵美タント
私の中でタントといえばやっぱり高倉さん!
今日も本当に美しかったです。

キムスンラ(金森勝)タガー
こちらも、先週観たときにちょっと元気がないように思えて気になっていました。
でも、もしかしたら声がバリバリ張っててボリュームもある福井タガーのイメージが強いせいかもしれません。
スンラタガーはやっぱりどこか軟派なところのあるタガーです。
ちなみに、連れ去られた方が結構近くの席だったのですが、連れの男性が「よっしゃー!」みたいなことを言っていたのにウケてしまいました。

田井啓マンゴ
とにかくいつも笑っている印象のあるマンゴです。
なんか脱力系の笑顔で(すみません)オトボケキャラっぽいイメージを受けました。
とくに、グロタイの最期のラスト、旗を振るシーンの笑顔と言ったら!!

劉志(松永隆志)カーバ
今日いちばん注目して、追跡してしまったのが劉カーバ。
とにかくダンスのポーズの決まり方が本当に綺麗なんです!
すすっとした華麗な動き、ピシピシっと決まる決めポーズ。
柔軟性もあるし、ジャンプすれば滞空時間が長いし、リフトもとっても上手。
そして、クールというのとはまた違う、涼しげな表情をされているのも素敵です。
ときどき(ペアの猫に向かってとか)ふわっと微笑むのがたまらない!!
すっごい優しげな表情なんです!
まさに紳士猫です!!
もちろんバストファナンバーではコミカルな動きも。
ご馳走運びで、でっかい皿をウンウン言う表情で持ち上げてました。
カテコ(通常)では、後方でバブちゃんととっても仲良し。
リアルカップル?って思うほど、至近距離で顔を見合わせたり、バブちゃんがカーバの肩にもたれかかったり、ラブラブ?です。
微笑ましくて、ついチェックしちゃいます。

牛俊杰コリコ
ホントに細くて綺麗なお顔立ちの牛コリコ。
タガーナンバーのバブちゃんとのじゃれあいは、今日はじゃれるというより可愛がる?頭ナデナデしてました。
でも意外と強いキャラで、バストファナンバー(♪浮かない顔のときは♪のあたり)では並んでいるランパスとミストに、お前いけよ、ホラ!って指示してました。
スキンブルナンバーのヤクマン登場シーンでは、ミストと一緒に体育座りでちっちゃくなって、こわ~~~ってしてましたけど。

川野翔(張野)タンブル&永木藍カッサ
アダジオ、綺麗でしたー!!
ガスナンバーのラブラブはちょっと遠くて見えませんでしたが、
カテコの、一人ずつセンターで挨拶が終わって横並びになる直前、ハグしていました。
ナイスカップルです。

飯田洋輔ガス=グロタイ
ガスでは若さが感じられなくはないんですけど、ぼそぼそっとつぶやくような歌い方が哀愁をかもし出してます。
グロタイでは張りと響きのある、素晴らしい歌声。聴きほれちゃいます。
そうそう。ネーミングですぐ近くにいらして生声を聴きましたが、これまたすごくいい声でした!
将来のファントム!と個人的には思ってます。

金平真弥ジェリロ=グリドル
一幕ラストのメモリーで、バブを引きとめようと踏み出したときにつまずかれてヒヤリ。
ガスナンバーでの語るような優しげな歌い方もとてもいいですし、
グリドルでのガスとのデュエットも見事です。
私の中でかなりヒットのジェリロ=グリドルです。

岸佳宏スキンブル
先週も思ったことですが。
痩せられましたよね~。
それから、ラウル続投期間を挟んでだと思うんですが、ちょっと歌い方が変わったかなぁと思います。
もちろん、いい方に!!
今、すごくいい感じです。元気だし、ボリュームあるし。
ただ、これは約一名除く他のスキンブルでもそうなんですが、
♪夜行列車の 旅は素敵 暗闇の向こうに~♪のスロー部分。
ここは、もっともっと伸びやかで響きと拡がりがほしいなあというところです。
(贔屓目かな…)
楽しくってしょうがない!!という笑顔満載はホント見ていてこっちも笑顔になっちゃいますね。
カテコの横並びシーン、雌猫と雄猫が交互に前に出て挨拶するシーンでは、ぱちん♪とウインク。
なんてサービス精神旺盛な!
ご贔屓だったら卒倒してしまいそうです。
特別カテコでは歌うシーンですぐ近くにいて、すごく綺麗な声が聞こえてきました。

金子信弛ミスト
リハ見で、「ミストを演じるのが夢だったので、今すごく幸せです」というようなことを仰っていましたが、
(すごく日本語が上手いわけではないんですが、一生懸命喋ってくれたので好感度アップです。笑)
その思いがにじみでているような楽しくて幸せそうなミスト。
ちょっと少年っぽいお顔立ちもいたずらっ子みたいで可愛いし、ダンスもさすがのジャンプ力と柔軟性です。

南めぐみバブ
すっかり仔猫っぷりが定着、幼さの表現がホント上手だなって思います。
歌もめっちゃ綺麗なソプラノ…が本来なんですが、今日はちょっと声がかすれ気味?
と思っていたら、27日付で久保田バブが追加になっていました。
大事ではないといいんですが。

奥田久美子グリザ
ちょっとやさぐれたような表情はいいんですが、歌声に若さを感じてしまうのは否めません。
でも基本的には、上手なんですけどね。
ラストのメモリーの♪お願い あたしに触って♪からの迫力はなかなかです。
浄化されたような穏やかな表情が印象的でした。

石井健三デュト
記念すべき日に、帰ってきてくださいました!!
最後の『猫宣言』、他の猫たちの思いを集約したような歌がぐわーっと迫ってきましたよ。
登場シーンでの、威厳がありつつも温かさを感じさせる雰囲気も大好きです。
まさに、♪彼とともに生きる喜び~♪です!


さて、特別カテコですが…
やはりカウントダウンバージョンとジャスト7000回バージョンではちょっと違いました!
でも、どうやらタイムアップ!
(公演翌朝に書いてます。これから仕事なんです!)

また帰ってきてから書きますので、とりあえず今はこの辺で…

つづく。
by sk-4seasons | 2008-06-27 23:32