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くりの旧ブログです。更新は停止しています。


by sk-4seasons
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超豪華!オペラ座リハ見レポ・前編【6月21日(水)】

リハ見が気になっていたところに、北澤ラウルの復帰!
というわけで久しぶりの海劇場、まずはリハ見レポ!
前編、場当たり&体験コーナー編です。
体験コーナーについてはネタバレしておりますので、ご注意くださいませ。



ちょっと早めに出掛けて、カレッタの『都路里』で一緒に観劇する友人とお茶し、
劇場に向かったのは受付20分前ぐらい。
ご存知の通り劇場前は狭くて並べないので、外の階段のところに列ができていました。
人出は、平日ということもあってか、さほどではなかったように思います。
受付時にアンケートと体験コーナーの参加希望用紙、オペラ座アカデミー(リハ見、BSツアー、オフステトークを制覇するとプレゼントがもらえるイベント)の参加証が手渡されました。
ちなみに、あと二つのイベント、日程が合えば行きたいのですが、今のところ未定の私です。

劇場内に入ると、舞台では『3幕のバレエ』(ブケーの死体が下りてくるところ)のアタリが行われていました。
私たちが座る客席のもう少し前で、立ちあがってチェックをされているのはダンスキャプテン斎藤翔さん
その横には、おお、あの後姿は紛れもなく北澤裕輔さん!
友人と、ぜひリハ見に登場してほしいねと話していたお二人が、早くも目の前です!

程なくしてバレエの場面が終了。
翔さんの第一声は、
「衣装付けてなくて、なんでソレ?」
うっわ、厳しいっ!
全然上体が使えていない、と、そのあとも厳しい言葉が続きます。
北澤さんの隣にいらした深見正博さんが、舞台に上がってそれぞれの立ち居地を確認します。
うーん、今まで観たリハ見で最もピリピリムードかも。
マンマリハ見で青山弥生さんが、イベント用ではなくて普段どおりのアタリをご覧いただいてます、と仰っていましたが、
こちらオペラ座もまさにそういう感じ。
観ているこちらにも緊迫感が走ったところで、今度は北澤さんがコメント。
もう少し前(客席)を意識して。劇中劇の役者として、ファントムの恐怖よりも本番が優先のはず。
恐怖は最後までとっておいて…といったアドバイス。
お馴染みの物腰柔らかな口調ですが、なんか、カッコいいぞ?!
深見さんからも、まずはじめに急に本番になったという慌てた気持ち、なになになんなの?というのがあって、
それが次第にファントムへの恐怖に変わっていき、完全に恐怖になるのは最後。
それまでは本番をやっている意識(アクシデントがあっても動じずに演じ続けるような)を前に出すように、とコメントがありました。
ちなみに、深見さんに意見を求める北澤さん、「ちょーべーさん、どうですか?」
そう、深見さんの座内ネームはちょーべーさんなんですね。
そのあと個人の立ち居地などを確認して、この場面は終了。

次のアタリはハンニバルの場面。
カルロッタが登場するところからです。
素顔の種子島さん、メガネをかけていらして全然イメージが違う!!
でも歌は全開です。すっげ~。
メグ役・荒井香織さん、先ほども出られてましたが、ほっそーい!!でもって可愛い!
薄いピンクのTシャツがイメージにピッタリです(^^)
クリス役の沼尾みゆきさんも登場!!ボーダーのポロシャツ姿でした。
メインキャストもアンサンブルさんも続々登場され、九条マーティンさん発見!
ちょっと残念ですが、若手注目株(と勝手に思っている←要するにステキさんなんです。爆)岸佳宏さんはいらっしゃらないようでした。
こちらも通しのあと、翔さんから立ち位置など細かいチェックがありました。
そして北澤さんから、
「歌いだしの♪われらが友なる♪の辺から遅れ気味。遅れたほうが目立ってしまうので、もっと子音の食いつきよく…」と
シンガーさん中心の指示。カッコいい~!と思って聞いていたのですが、最後の
「(たぶん遅れてくるのは新加入組なので)新しい子が気をつけて…やって♪(^^)」
で、ああ、やっぱり「メモメモ♪」の北澤さんだわ、と(笑)
でも、口調は柔らかなんですがなかなかの鬼コーチです。

さて、では次にいきます、転換お願いします!と声がかかったのですが、実はこの次がリハ体験コーナー!
その準備の時間を利用して、進行役の役者さんからご挨拶。
進行役は、アンドレ役林和男さん、ラウル役で公演委員長の北澤さん、ダンスキャプテンの斎藤翔さんのお三方でした。
ちなみに北澤さんは黒Tシャツに黒のシャカパン、ブルーっぽいラインの入った上着を腰に巻いて、というスタイル。
ちょっとウエーブがかかった栗色っぽい髪色で、プロフ写真そのまま!!
カッコいいー!!まんま貴公子ですっ!(笑)
座席の背もたれに手を置いて話されてたんですが、指が細くて長くてめっちゃセクシー!!(どこ見てるんだか)
翔さんは、同じく黒のTシャツでしたがこちらはノースリーブ。肩から腕が、細いんですが筋肉質でカッコいいです。
そういえば林さんも黒Tだった気が…揃えたのか?

それぞれの自己紹介のあと、林さんから
「各カンパニーで、俳優も演じるだけじゃなくいろいろな担当があってそれぞれの仕事をしています。医務担当とか、スタッフ担当とか…」
「会社みたいな感じです」と北澤さん。
そして、今日のアタリの主旨ということで
翔さん「キャストチェンジがあったので、その人たちの練習を中心に」
北澤さん「今回はとくに、だいぶ変わったので…自分も、一ヵ月半ぶりぐらいですけど」
林さん「そう、メインキャストでも結構交替があったのでいろいろと確認事項があるんです」
北澤さん「いきなりどんちっち(←みんな流してましたけど、私かなりウケました^^;)という訳にもいかないので、公演前にチェックをしています。
あとはブラッシュアップの意味もあります。中にいると曖昧になってきてしまうことがあるので、お客さんの目線で観て確かめて、よりよい舞台を作っていくためです」
(しつこいようですが『どんちっち』と『ブラッシュアップ』が同居している北澤さんの言語中枢に乾杯。笑)
林さん「ところで、前回(16日)のリハーサル見学会にいらっしゃった方…(ちらほら手が上がる)あ、いらっしゃいますね~、ありがとうございます」
翔さん「そうですね、見覚えある顔がちらほら(笑)
林さん「じゃあ、なにをやるかはバレちゃってるんですね(苦笑)…えーと、今回は皆さんにもリハーサルを体験していただこうということで、『マスカレード』の場面に参加していただいて、
といっても踊っていただくのはちょっと無理なんで、階段で盛り上がっていただこうと思います。
本番でも俳優同士フリーに交流するシーンがあるんですが、いつもどおり皆さんに話しかけますんで、自由に話してください」

というわけで、オペラ座リハ見の体験コーナーは『みんなで 踊ろう 喋ろうマスカレード』!!なのでした!
舞台上で本当のリハに参加できるという垂涎企画!!
なんたる太っ腹!ビバ!オペラ座カンパニー!
にわかに落ち着きがなくなった我々見学者を尻目に、お三方が応募用紙をひかれます。
もちろん私は、いつものくじ運の悪さを見事発揮しましたよ。
あ~あ、大階段上ってみたかったなぁ。
当選された10名の準備が完了したところで、林さんが「通常通り、翔くんはチェックしてください」と言い残し舞台へ。
北澤さんも「よろしくお願いします(笑)」
役者さん、参加者さんが位置についたところで
翔さん「では、通常通りチェックしますんで、楽しんでくださいね。役者の皆さんは、しっかりやってください(笑)
アンドレさんフィルマンさんの♪こりゃ素敵なパーティ♪から、
音楽はピアノのみですが、紛れもなくいつものマスカレード!!
メインキャストさんもみんな揃っています!!すっごい!そんな舞台に一緒にいられるなんて!!いいなぁ!
『フリーに交流するシーン』になると、役者さん(シンガー枠さん)たちが参加者さんに話しかけてます。
北澤さんとしっかり握手されている方もいましたよ!うらやまし~!!

猿シンバルたち4人組以外が大階段で踊るところの前でストップ。
その前の、下手でクリスをリフトするところで4人組に近づきすぎた北澤さんが
顔の前で手を合わせて謝ってます(笑)
舞台のほうを向いていた翔さんが、くるっとこちらを振り向いて、
「いいですよね~っ!自分も上がったことないんですよ。最高で三段目まで(笑)
心底うらやましそうな口調でした(^^)
ここでのダメ出しは決めのポーズをしっかり、ということでした。
止まるところでは写真が撮れるように。今のだと、ところどころブレブレなので、と。
それから、階段から下りて来る時に手がハオハオしてるので気をつけて、と。
ハオハオ?!(笑)
要するに、腕を上下させてバランスをとる動きが大きすぎてパタパタしている、ということらしいです(笑)
ここで荒井香織さんが『ハオハオ』状態を再現されて、そうそう、それはダメ、と。
翔さん「あ、荒井さんにいってるわけじゃないですよ」
荒井さん「いえ、でも、ハオハオしてました(笑)
『手がハオハオ』、しばらくオペラ座カンパニー限定流行語となる予感(笑)
階段上のシンガー枠さんは全体的にいい出来だったようです。
翔さん「シンガーさんは、お客さんが近くにいるせいか(笑)よかったです」
林さん「うん、ホントよかった。本番もそれでお願いします」

参加者さんが客席に戻り、元の席ではなく見学者の最前列に座ります。
北澤さん、林さんも戻られて、「いかがでしたか?舞台に上がった感想は」と訊かれたのですが、
マイク無しで参加者さんの声が聴こえず、役者さんたちの「そうですか」「ですよね~」しか聴こえないんですけど(笑)
北澤さん「けっこう床がテカテカ黒光りしていて、はじめはすごく浮遊感があって怖いんです。けっこう滑りますし」
翔さん「何度もご覧になっている方は目撃したことがあるかもしれませんが、バレリーナがたまにこけたりしてます」
というわけで、体験コーナーは終了!!
このあと質問コーナーとなりましたが、長くなったのでそれはレポ後編にて…

後編に続く。
by sk-4seasons | 2006-06-21 23:18 | イベントレポ